



えほんをつくるひとの
インスタ
子どもたちにとって
『いい写真』

「撮影時の記憶が残らない乳児~幼児期の子どもたちに、『楽しい撮影体験』と『きれいな写真』を届けて、本当に彼らのためになっているのか?」と思ったのをきっかけに『本当に子どもたちのためになる写真とは何だろう』と考えました。
その視点でこの業界を見直してみると、ほとんどのサービスが子どもたちのためではなく、大人たちしか対象になっていないことが分かります。実は子どもたちは、サービスの対象に入っていないか、入れているつもりにしかなっていないのです。その理由は自分たちの記憶を振り返ればわかります。せっかくいい写真がそこあっても撮影時の記憶もないため、それを見ても感情が伴わず、大人になって見返しても『過去の自分が写っているだけのきれいな写真』にしかならないからです。
家族写真を撮る身として、彼らが成長し、写真を見返したとき『きれいな写真を見た以上の感動』を呼び起こせなければ、『子どもたちのための写真ではない』と深く反省しました。
写真を見返した子どもたちの感情を動かすには、『誰かの記憶の追体験によって、過去の自分を新しく体験してもらう』必要があります。そのために、『絵本』というかたちで、両親の口から過去の自分の話しを読み聞かせることのできる『しゃしんのえほん』をつくりました。自分がどんな状況でうまれ、どんな思いでこの名前が付けられたのかを、絵本の読み聞かせで追体験する。このことは、親にとっても子にとっても、かけがえのない体験になるはずです。『子どもたちにとっていい写真』に、この『しゃしんのえほん』もきっと入ることができると信じています。
常に子どもの方を向く

撮影してもデータの受け渡しだけが行われていたり、大手もデータに高い付加価値をつけはじめたり、写真事業ではますますデータでのやりとりが主流になっています。
しかし、私たちは真逆の考え方をしています。
デジタルデータは、その量も質も無限に高まる可能性があります。だからこそ、「無」と同じです。データは無限に増え続け得るため、せっかく今日大金を出して撮ってもらった写真が、ひと月もしないうちにデータの海に飲まれて、気づけば見返すことすらなくなります。
そうなれば子どもたちが写真を見返す機会すらなくなってしまいます。
必要なのは写真の枚数などの『データ量』ではなく、『整理されたデータ』です。この場合は『誰かの記憶の追体験によって、過去の自分を新しく体験してもらう』ために整理された『しゃしんのえほん』です。子どもたちがおおきくなって読み返すときに感動してもらうためのデータを整理して、手に取れる状態にすることがなにより大切です。だから、私たちはデータの販売も独占もせず、撮影した写真のプリントと撮影そのものでお金をいただき、データはすべて差し上げることにしています。
私たちの目的は常にひとつです。それは『子どもたちが感動できる写真を提供する』ことです。
移動写真館について
今も、20年後も、30年後の家族の笑顔にも奉仕する写真館

今撮った写真が、子どもが成長し大人になった時、さらに結婚して子どもが親になった時の節目節目で、親からの愛情を実感し、自分達が築いていく家庭の礎となるような写真・サービスを提供します。
